ミッション

Mission

持続可能な農業へのシフトを加速する

トクイテンのミッションは「持続可能な農業へのシフトを加速する」ことです。日本の農業は今、「化石燃料への依存」と「労働力不足」という二つの大きな課題に直面しています。

私たちは、化石燃料に依存しない「カーボンニュートラルな農業」とAIやロボットによる「農作業の自動化」を組み合わせることで、この課題を解決します。

こうした新しい農業のやり方を産業全体に広めることで、持続可能な農業への転換を加速させる"技術的特異点"となることを目指しています。

Issue

化石燃料に依存し、環境負荷が高い農業

気候変動への対応が国際的に進む中、その原因となる温室効果ガスの排出削減が各分野で求められています。農業分野でも、化石燃料への依存を減らし、脱炭素化を進めることが重要な課題となっています。

現在主流の農業は、化学肥料の製造・使用を前提としており、その多くが化石燃料に依存しています。また、化学肥料の供給は海外に依存しており、供給や価格が不安定になっています。※1。

日本の温室効果ガス排出量のうち、農林水産分野が占める割合は約4%となっており、特に冬季のハウス栽培で使われる暖房が多くの温室効果ガスを排出しています※2。

解決への道筋:カーボンニュートラルな農業への転換

1. 化学肥料に頼らない農法への転換

化学肥料からの脱却には、有機農業などの環境保全型農業への転換が有効な手段とされています。政府も「みどりの食料システム戦略」において、2050年までに有機農業の面積を全耕地面積の25%へ拡大する目標を掲げています※3。

しかし、有機農業は慣行農法に比べて手間がかかるなどの課題があり、国内の取組面積は伸び悩み、2022年度末時点で全耕地面積の0.7%にとどまっています※1。

一方、消費者の健康や環境への意識の高まりを背景に、日本の有機食品市場は2032年にかけて年平均11.2%で成長すると見込まれており、需要と供給のギャップが拡大しています※4。

2. 農場エネルギーの脱炭素化

農業施設、特に冬季のハウス栽培では、多くの化石燃料が暖房用に消費されています。こうした状況を受け、政府は2050年までに化石燃料を使用しない農業施設への完全移行を目標としています※3。

農場エネルギーの脱炭素化を進めるには、再生可能エネルギーへの転換や地域の未利用資源を活用したエネルギーの地産地消が重要となります。加えて、ハウスの断熱性向上や、精緻な自動化による環境制御によってエネルギー消費そのものを最小化する取り組みも欠かせません。

トクイテンのアプローチ

トクイテンでは、自社農場でミニトマトの有機栽培に取り組んでいます。自社で実践することで、有機農業における栽培技術の蓄積や、AIやロボットを活用した栽培作業の自動化を効率的に進めています。

さらに、2026年に建設予定の新たなハウスでは、再生可能エネルギーの導入や省エネ化を図り、カーボンニュートラルの実現を目指しています。こうした取り組みを自動化技術と組み合わせてモデル化し、他地域やパートナー企業への展開を通じて産業全体への展開を目指します。

Issue

担い手の激減と高齢化による労働力不足

日本の農業は、担い手の急激な減少と高齢化という深刻な課題に直面しています。基幹的農業従事者の数はこの20年間で240万人から111万人へと半減し、平均年齢は69.2歳に達しています※5。

特に有機農業など手間のかかる分野では、労働力不足が規模拡大や持続可能な農業の実現を阻む大きな障壁となっています。

特に有機農業など手間のかかる分野では、労働力不足が規模拡大や持続可能な農業の実現を阻む大きな障壁となっています。

解決への道筋:テクノロジーによる自動化と省力化

労働力不足を解消し、持続可能な農業を実現するためには、AIやロボットなどのテクノロジーを活用した自動化・省力化が重要とされています。自動運転トラクターやドローン、施設園芸の環境制御など、一部では自動化が進みつつあります。

しかし、導入コストや多様な現場への適応、人材育成などの課題も多く存在します。特に中小規模の農地や果菜類など多品目・多工程で機械化が難しい作物では自動化が進みにくい状況です。

トクイテンのアプローチ

トクイテンは、果菜類の中でも市場規模が大きいミニトマトの自動化から取り組みを始めています。特に、最も労働負荷の高い収穫作業の自動化を目指し、独自の収穫ロボットの開発に注力しています。

さらに、収穫後の運搬や葉かき、選果など、現場で負担の大きい作業にも自動化の領域を広げていく計画です。将来的には、ミニトマト以外の作物にも自動化技術を展開し、産業全体への展開を目指します。

Recruit

採用

農業という長い歴史をもつ産業にテクノロジーを掛け合わせ、持続可能な農業モデルそのものを構築する。それは、前例のない挑戦です。

私たちには自社農場という「実験室」があります。思いついたアイデアをすぐに試し、失敗を恐れずに挑戦を重ねながら、持続可能な農業の新しいかたちを探求しています。まだ見ぬ未来の農業を、一緒に切り拓きませんか?